フリーペーパー うぇるかむ

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寄稿 パティシエ気分でXmasケーキ作り

12月14日(日)南陽市健康長寿センターにて、南陽市社会福祉協議会主催によるクリスマスケーキ作りを開催しました。前日からの風雪で荒れ模様の中、足下を気にしながら10名が参加。昨年の参加者のリピート率が高く、楽しかったこと、待ち望んでいたことがひしひしと伝わり、一年ぶりの再会に自然と会話も弾みました。

ケーキの作り方を一通り説明した後スタートし、今回は、ひとりワンホール作る醍醐味もあり、さらにテンションアップ。調理台には、材料となる甘い香りのイチゴをはじめカラフルなフルーツ、1ℓのホイップ生クリームが並び五感を刺激しました。

手順はまず、市販のスポンジケーキにシロップを塗る作業から始まり、「前回はどう作ったかなぁ…」と、思い出しながら作業が進み、真剣な面持ちから少しずつ笑顔に変わり、各テーブルを覗いてみると、綺麗でセンス溢れるケーキが見られました。仕上げにスノーマンとトナカイを飾り、Xmas気分がアップしたところで完成。昨年より、さらにレベルアップした作品や、顔をイメージしたユニークな作品では思わず笑いが起き、写真撮影で最後を締めくくりました。

当日、欠席された方に材料を届けたところ「早速作りました!」と喜びの声と完成品の写真が届きました。一緒に作ることは出来ませんでしたが、作る楽しみと味は共有できたと思います。慌ただしい師走の中パティシエ気分で温かいひと時となり、ケーキを大事に抱え帰る姿は、いつになく早足で転ばないかと心配しながらも微笑ましい瞬間でした。

お問合せ

南陽市社会福祉協議会

TEL/0238-43-5888