
10月30日(木)に道の駅やまがた蔵王にて、最上・村山地域に避難されている方々の交流会が「ここふく@やまがた」相談支援室主催で開催されました。最上地域からは自家焙煎珈琲の店binoの菅原健児さんと、山岳ガイドや救助隊としても活躍されている田中康裕さんを講師として迎え、珈琲と山の魅力について語っていただきました。
菅原さんは山形に避難後4年間東京で焙煎の修業をし、ご夫婦で新庄市に店をオープン。豆の選び方からお湯の温度、注ぎ方のコツのほか世界の珈琲事情や意外な焼酎との組合せなどを紹介していただき、皆さん珈琲の奥深さに感心の様子でした。
また、田中さんは自然が好きで、避難した際、地元の方はどんな風に山を楽しんでいるのかと思ったのがきっかけで、山形の山を歩き始めたそうです。山での注意点や高山植物の話などを伺い、「山では沢山の人と繋がって楽しい思い出を持ち帰ってもらい、自分にとって一番の景色を大切にしてほしい」と話されました。
交流会では淹れたて珈琲の香りに包まれながらゆっくりと味わい、秋の楽しみがまたひとつ増えたようでした。

お問合せ
生活再建支援拠点「ここふく@やまがた」相談支援室
(NPO法人山形の公益活動を応援する会・アミル内)
TEL:023-674-0606
