
9月6日(土)・7日(日)の2日間、新潟市の朱鷺メッセにて「ぼうさい国体2025」が開催され、全国の防災関係者や一般の方など、のべ1万9千人が来場しました。また、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまもご出席され、会場は大勢の方で賑わいました。
この催しは2016年に始まり、昨年は熊本で開催。今年は中越地震から20年経つことから新潟が開催地となりました。
会場では災害支援に関するセッションや、防災活動をしている団体のパネル展示、最新の防災設備や防災グッズなどのブース展示があちこちで行われ、会場が広い上に色々説明を聞いたりすると時間が足りないと感じました。
防災グッズでは泥水をろ過し生活用水にできるポータブル装置や、快適なトイレと洗面台がついた最新の「トイレカー」など、災害の現場ですぐに役立つような展示に興味をひかれました。
また、セッションでは昨年起きた能登半島地震での支援活動の事例発表や、予断を許さない南海トラフ地震について、自治体や専門家との意見交換などが行われ、防災・減災について学ぶ充実した2日間となりました。来年は鳥取県で開催が予定されています。