鶴岡市では毎年1月中旬に「銀座通り」商店街を歩行者天国にして「日本海寒鱈まつり」が開催されます。今年は1月19日(日)でしたが、同日、避難者・地域交流「新春もちつき交流会&寒鱈まつりツアー」も開催し、避難者同士の交流と、地域の文化に親しむ機会を持つことができました。
前半「ゆうあいプラザかたぐるま」で避難者と支援ボランティアの皆さん98名が集って餅つき、福島の郷土食じゅうねん餅などいくつかの味付けをして、食べながらの茶話会、後半はバスで銀座通りに移動し日本海寒鱈まつりに参加しました。
当日立ち並ぶ屋台の中には、庄内名物寒鱈汁は当然のこと、石巻の物産屋台もあり、宮城県から避難した皆さんは懐かしい味と再会できました。寒い屋外での「寒鱈まつり」は初めてと言う方も多く「参加して良かった」との声が聞かれました。
まもなく震災から三年、鶴岡・庄内の文化をいろいろ体験しつつ、新しい節目を迎えることができたらと思います。(S)
☆山形大学農学部インドネシアの留学生たちも交流会を手伝ったり、自分たちで作ったカブ漬けを届けてくれました。(写真)