「優しいね」と言われると、ほんわか心地よいものです。優しい自分でいられると気持ちがラクでいられます。では、自分の中に嫌な部分を見つけた時はどうでしょう?怒ってばかりの自分に気付いた時は?
大概の人は、そんなダメな自分を見つめて、影をどんどん大きくしてしまいます。そこには優しい自分も存在していたはずなのに、まるで優しい自分はいなかったかのように打ち消してしまうことも。反省のし過ぎから自己否定に陥り暗い顔で過ごしていると、誰かが幸せになれますか?きっと、周りの人も自分自身も悲しみいっぱいになってしまうはず。どんな状況になったとしても、優しい自分は必ず心のどこかに住んでいます。優しい私を知っていることは、周りの人も自分をも幸せにしていく鍵のひとつです。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志村友理