● テレビで自主避難の声を取り上げられているのを見ると、自分と同じ境遇の人が全国にいる事を知ることができて、安心します。時間が経つとともに避難者は減っていますが、帰った人も、これから戻ることを考えている人も、もっと声をあげていけると良いと思います。(福島市→高畠町)
● うちには女の子がいるので、「福島県民」というだけで、娘が将来差別を受けないか、とても心配です。(福島市→高畠町)
● お父さんの体調が良くないので、雪かきが心配です(浪江町→高畠町)
● 山形の人は車で脇道から出てくるとき、車の先が前に出過ぎるような気がします。雪の壁が厚いからでしょうか。冬の運転はまだ慣れないのでお手柔らかにお願いします。(浪江町→高畠町)
● 津波のトラウマはなかなか消えません。家は流されたので、これからは息子のいる山形にいようと思うけど、やっぱり石巻が恋しいです。(石巻市→山形市)
● 福島に帰ることを決めました。知らない土地山形での生活をママ友が助けてくれました。「福島にも遊びに来てね」と明るく言えないことが悲しいですけど。(福島市→山形市)
● 避難して3年目になります。4才の下の子は福島っ子ではなく米沢っ子に。上の子も友達がたくさんでき米沢にいたいと言っていますが、毎日通勤しているパパの体力と福島に残り高齢な親達を考えると帰福する時期など毎日不安でおります。唯一同じ避難ママ友ができ、お茶する時ホッとしております。 (福島市→米沢市)
● 今年、10年ぶりに乳がん検診をしました。子育て中は、自分のことはいつも後まわし。でも守るべき家族のため、いつまでも元気なお母さんでいるために定期的に検診を受けようと思います。(二本松市在住)
● 今年で震災から3年がたちます。ずっと同じ場所にいると、月日とともに忘れてはいけない大切なものまで忘れてしまいそうになります。地震の記憶は今でも思い出すと怖いけど、福島の生活の中で真実を見失わないように、忘れてしまわないように、振り返って気持ちをリセット! (福島市)
● 私は子ども2人を保育園に預けています。その保育園のママさん達とたわいもない話から仕事や避難生活の愚痴まで、何でも話せるような仲になり、
今とても楽しいです。避難当初は誰ひとり知り合いがいなかった私にとって、頼れる仲間ができ本当にありがたいです。(伊達市→山形市)
フリーペーパー うぇるかむ
「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください。