フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
金融資産被害にあわないために

6月26日(木)に山形市霞城公民館にて、山形市避難者交流支援センターの主催で「金融資産被害にあわないために」をテーマにした講演会が開催されました。講師に山形財務事務所の佐藤みゆき氏を招き、県内における被害の状況やSNS・インターネットを使った詐欺、契約に関するトラブルなどについてお話を頂きました。同所による詐欺防止講座は通算10回目となり、毎回、役立つ情報を紹介頂いています。

講師からは、全国をはじめ県内においても被害は増加。個人で1億円を超える被害も生じており、コロナ禍の頃はマスク詐欺や10万円の給付金詐欺、現在ではお米の高騰に乗じた詐欺など、時流に合わせ手口も巧妙化していると説明がありました。

また、固定電話の減少に伴い、パソコンやスマホを使ったSNS型やロマンス詐欺なども流行りましたが、直近ではビデオ通話で警察官をかたる手口が増えているそうです。

その他、海産物などの送り付け詐欺など、参加者にとって身近な例もあり、講師からは「いつ騙される側になるかわからない。常に新たな手口の情報を知り、万が一被害に遭ったら複数の相談先を想定してほしい」などのアドバイスを頂きました。

お問合せ

山形市避難者交流支援センター

TEL:080-2807-7591