
今回は、山菜の代表格わらびをご紹介します。
春に出る若芽の部分を食す山菜で、全国に自生していて、「万葉集」でも取り上げられているほど古くから日本人に親しみがあります。
旬は、九州の3月中旬頃に始まり、4月中旬から5月の連休辺りに本州で旬を迎え、更に6月初旬位になると東北地方が旬を迎えます。
良品の見分け方
- 産毛が沢山ついているもの。
- 茎が太く短い物。
- 首がまだ上を向く前くらいの物
- 茎の部分のハリがあり、しっかりしていてしおれていないもの
アク抜きの仕方
- わらびを鍋に平らに並べる
- 木灰または山菜のアク抜き(市販品)をわらびの上からかける
- 沸騰したお湯をわらびが隠れるように入れる
- 蓋はせず、わらびが浮いてこないように落し蓋をする(浮いている部分のアク抜きがならないため)
- そのままの状態で一晩(6時間以上)ほど放置する
- きれいにわらびを洗って灰を洗い流し、水に浸しておき、使う時に水から出して、お好みの料理でお召し上がりください
※長期保存したい場合は塩漬けや干物に
料理方法:味噌汁・煮物・漬け物・お浸し・たたき・ 天ぷら・炊き込みご飯
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