自分の発する言葉を一番近くで聞いているのは自分です。
あなたの声や言葉が穏やかで愛に満ちたものであるならば、
聞いている人は優しい気持ちになるでしょう。
どんなに正しいことを言っていたとしても、その声や言葉に怒りや憎しみがこもっていたら、
その言霊には棘があり誰も受けとめられないでしょう。
せっかくの素敵な提案も、相手を思っての進言も、なんの役にも立ちません。
言葉は時に凶器になります。
人の人生を大きく狂わすほどの力を持って、深い傷を負わせることもできるものです。
そんな言葉を使っている自分がいるならば、
その言葉を耳にして一番傷んでいるのは自分自身です。
葉っぱに言を乗せて伝える それが言葉の原点です。
あなたはどんな葉っぱを選びますか?
そして、その葉っぱにどんな言葉を乗せたいでしょう?
聞いているみんなの心が幸せになる 言の葉えらびをしていきたいですね。
香術師範・カウンセラー 志村 友理