10月10日(月)、福島市内のコラッセ福島ビルで開催された生活村というイベントにて、避難村というブースにNPO毎週末山形による山形避難相談窓口が開設された。今回相談に来た人の殆どは山形県内への避難を本気で考えている人であり、無償借り上げアパートの情報の詳細を積極的に求めていた。
窓口では、既に自主避難をして山形県で暮らすママ達が繋がりあって積極的にサークルを作っていることや、米沢市に福島のサテライト保育園や、保育士である自主避難ママが開設した「ももりん」がある事などを新聞記事を見せながら伝え、また避難者同士が繋がるメーリングリストなども使えることを伝えた。山形ではもう仲間が待っているから安心である事を伝えると、、涙ぐんで聞く人が多かった。
自主避難の決断に悩む人はまだまだ福島にいて、自分の背中をあともう少し押してくれる励ましや情報を待っている。今からは、山形県内にいる避難者の情報が非常に大きな助けになっていくようだ。(Hiropy)
フリーペーパー うぇるかむ
「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください。