フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
皆で学ぼう防災・減災

2月26日(水)に道の駅やまがた蔵王にて、NPO法人Yamagata1主催の「皆で学ぼう防災・減災」が開催され、災害食体験に12名が参加しました。講師 ウェザーハート災害福祉事務所 代表 千川原公彦氏より能登半島地震の被災地支援の状況や体験談をお聞きし、被災地で特に困ったのはトイレと食事だったそうです。

 災害食は急速乾燥させたアルファ化米を使用した五目ごはん、山菜おこわやドライカレー等が紹介されました。作り方はお湯を入れてよくかき混ぜ、袋のジッパーを閉じて15分待つと完成です。非常食とは思えないくらい美味しいと皆さんに好評でした。また、市販の「じゃがりこ」にお湯を入れてしばらく置き、かき混ぜるとまるでポテトサラダのような食感を味わえました。

 次に災害時の対応を考えるクロスロードゲームをし、二者択一の設問に、なぜそれを選んだのかをグループごとに真剣に話し合い、多様な意見が参考になりました。

 最後に山形の会社が開発した災害支援車「LCX」を見学。一台で電気・ガスの供給、河川や雨水を飲料水に変えることが可能で、被災した珠洲市にも派遣されました。参加者は実際に浄水器を通した水を試飲し、貴重な体験ができました。

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NPO法人Yamagata1

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