フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
つながる「パパさろん」はじまる。

伊達市の保原中央公民館で11月14日(木)夜に、「パパさろん」が開催され、12名の参加者が夕食を共にしながら語り会いました。
この集まりは、伊達市が主催する「パパ・ママさろん」という昼・夜2部構成のうちの、夜の部。県外に避難している家族のパパ同士の交流を市町村が企画する、初めてのケースです。
司会担当の「NPO法人りょうぜん里山学校」の関さんが、参加者から出された話題をひとつひとつ書き出していった黒板には、震災後の家族の変化や、父親の存在意義、夫婦間での考え方の違いのことなど、さまざまな話題が並び、震災後にパパ達が抱えているものの大きさを物語っていました。「孤独に悩んでいる父親はまだまだ多く、こうした場への参加者が今後増えるように働きかけていきたい。」と市の担当者は語ります。
パパさろん、次回は2月の開催です。
(Hiropy)