SNSのプライバシー管理
LINE等のSNSは、連絡手段の他、流れてくる投稿や広告を見るなど楽しめるようになっています。無料で使えるのには理由があり、データ収集をしてそれを元に「この時間帯はこの層のユーザーがSNS画面を見ている」と広告主に情報を提供し、効果的な広告を出せる仕組みになっています。SNS運営会社も便利な仕組みを無料で提供する以上、システムの維持や開発、そして利益を得るために、広告主からたくさんの収入を得たいのです。
では、どんな情報を収集しているのかというと
- 〈基本情報〉年齢や性別など
- 〈位置情報〉GPS、Wi-Fi接続地等を使った現在地や過去の訪問場所
- 〈デバイス情報〉端末の種類、OS、接続先ネットワーク
- 〈行動データ〉投稿、コメント、いいね、フォロー、検索履歴、閲覧頻度や時間帯
- 〈購買データ〉広告クリック履歴、SNS内でのショッピング情報
地図アプリを使う以外は位置情報をオフにし、スマホの設定の「プライバシーとセキュリティ」に関わる項目でトラッキングをオフに、各SNS内の設定画面でプライバシーの項目(情報提供や広告設定)の確認をしましょう。
[文/菅野美奈子]
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