10月19日(土)、宮城県亘理町大畑浜地区の被災農地を会場に、地元住民主体の熱気球フェスティバル運営委員会等の主催で、「熱気球フェスティバル 空を見上げてIN亘理」が開催されました。
日中は、約300名の来場者が熱気球に搭乗、夜は、バルーンイリュージョンにより、真っ暗な空を熱気球の灯りが美しく照らしました。このフェスティバルは、わたりグリーンベルトプロジェクトの活動で、町民たちがワークショップに参加し、沿岸部の復興構想を考えたことが始まりです。空から町をみつめることで、この町で何が起き、何を失ったのか。今何が必要なのか。子どもから大人まで、町民が年に一度町の未来を考える機会をつくろうと、昨年に続いての開催となりました。
「バルーンの柔らかい明かりを見てもらい、気持ちを整理する時間にしてほしかった」と副事務局長の永沢舞さん。復興を願う人たちが、同じ場所で、同じ時を過ごし、同じ光景を見つめながら亘理町の未来に思いをはせるフェスティバルとなりました。
【連絡先】
わたりグリーンベルトプロジェクト事務局
(一般社団法人 ふらっとーほく)
〒989-2351 宮城県亘理郡亘理町上茨田38番
クリスタルコートカストル館202内
TEL&FAX 0223-35-7735