東日本大震災津波伝承館は、復興の象徴として整備された高田松原津波復興祈念公園内に開館し、今年9月に5周年を迎え、来館者は110万人を越えました。
館内は「歴史をひもとく」「事実を知る」「教訓を学ぶ」「復興を共に進める」の4つのゾーンに分けられ、海と共に生きる地で震災の事実と教訓、支援への感謝、未来への想いを伝えています。実際の被災資料や、当時の災害対策室が展示され、当時の様子を直に感じることができます。また、伝承館からは海へ向かって真っすぐな「祈りの軸」の道があり、多くの来館者が足を運び鎮魂の祈りを捧げていました。
伝承館に隣接する『道の駅 高田松原』には、陸前高田の豊かな水産物や農産物、三陸地方の特産品が並び、復興への取り組みに触れることができます。また、広大な祈念公園には「奇跡の一本松」をはじめ多くの震災遺構が残され、新しい街とともに震災を伝えていく場となっています。
住所/〒029-2204 岩手県陸前高田市気仙町字土手影180
TEL/0192-47-4455
開館時間/9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日/年末年始(12/29~1/3)
入館料/無料