同居の義母が認知症になり、昼夜問わず徘徊するようになりました。幸い自宅で仕事をしているので、私が見守ることになりましたが、四六時中一緒にはいられません。今後徘徊する回数も増え、いつ出て行ったのかもわからずでは危険度が増すばかりです。いち早く追いかけられるように対策を考えました。
まず、ペットカメラアプリ(アルフレッドカメラ)が見守りツールとして使えると思い、タブレットに設定し母の部屋へ。スマートフォンでリアルタイム映像を簡単に確認でき、自室で仕事をしながら義母の行動を見守りました。いざというときは、迅速に追いかけることができ外出のリスクを減らせます。
また、居場所を追跡できるAppleのAirTagを付けた靴を1足だけ玄関に出しておきました。そうでないと何を履いて出るかわからないからです。QRコードをネームプレートで付け、万が一迷子になった際、第三者がスマートフォンで連絡先をすぐ確認できるようにし、これで早期発見と保護が可能です。
これらのテクノロジーを活用することで、認知症患者の安全を確保し、家族や介護者の負担を軽減することができるのではないかと思います。
[文/岩沢暢子]
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