早いもので、もう10月ですね。季節の変わり目で体調を崩す方も多い季節です。東洋医学には、未病という考え方があります。病気には至っていないが、心身に不調を感じている状態のことです。疲れやすい、だるい、冷える、寝付けない、食欲不振などがあります。この未病のうちに手当をすることで、本格的に病になることを防ぐことが出来ます。
この考え方は、健康に限らず生活そのものにも当てはまります。人生にも調子の良い時と、悪い時があります。病気で働けなくなることや、仕事を失うこと、大切な人との別れ、景気の悪化など、心が傷む出来事が起こるときには、家計も痛手を負う傾向があります。こうした場合、初期のうちに手当をすることが大切です。ここ数年の物価上昇は我が家の家計にどのような影響を及ぼしたのかなど、変化に敏感であることが早めの手当てにつながります。家計も拗らせると整えるのに苦労します。不調があったら専門家に相談しましょう。正確な情報を得ることが家計の手当ての第一歩です。
ファイナンシャルプランナー/心理カウンセラー 庄司 あきこ
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