● 保養先で知り合った方とお話会で再会することができ、とても嬉しかったです。子どもの健康、将来を考えると日々の生活に制限することもあり大変ですが、新しい出会いもあり、一つ一つの出会いを大切に過ごしていきたいと思います。(二本松市在住)
● 震災後も年に3回は里帰りしています。今年の夏も家族揃って福島へ帰省しました。放射性物質は目に見えないので実家での生活は何も変わらなく感じます。でも大きな袋があちこちに。除染で出た汚染土と聞いてやはり大好きな故郷は汚されてしまったんだ……と胸が苦しくなりました。 (東京都多摩市在住)
● 「ママ、私たちはずっと山形に住むの?」と聞かれると、言葉につまります。「山形で暮らそうってお父さんと決めたの」と話すと「ここも楽しいよね」って。子どもたちの明るさがありがたいなと感じます。(郡山市→天童市)
● 震災直後まだ1カ月だった息子。振り返ると放射能の事や水、食べ物など心配事ばかりで幼い息子の成長をゆっくり見届ける事が出来なかったと思います。山形へ避難して、念願の第2子を授かり無事に出産しました。この小さな命の成長を心穏やかに見守っていける山形での生活に感謝して育児を楽しみたいと思います。(郡山市→山形市)