震災から２年半が経過した９月11日、仙台国際センターで円卓会議「第一回寄りあいＮＩＰＰＯＮ～東北からの日本の未来を創造する円卓会議～」が開催されました。認識や情報のギャップを埋め、具体的な変化を起こし、東北の復興を加速させることをめざす会議です。「地域創造基金みやぎ」などが主催し、東北各地からＮＰＯ、企業、行政の人たちが約１５０人参加しました。
岡本全勝復興庁統括官の基調講演後、復興の推進に関わる３つの共通テーマ「自立とコミュニティーづくりの課題の整理」「観光と人材交流の持続性」「子どもの遊びと学び 」の分科会がおこなわれ、課題をどのように乗り越え、次の展開を見出すかなどを話し合いました。
被災した地域では、平常時の社会の課題がより一層顕著に現れていますが、被災した地域特有の課題ではなく、日本においても内在している共通の課題。平常時からの地域の在り方が、防災・復興を円滑に進めていくための基盤となることを改めて感じました。（石山）
【連絡先】
一般財団法人 地域創造基金みやぎ 担当：吉田
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