豪雨の中、車で避難中に濁流に流され死亡する事故が絶えません。
夜間の豪雨中の運転は、車のライトが地面と濁流が同じように反射し、見分けがつかず進み続け、車ごと流されてしまいます。
また道路のマンホールや側溝蓋が外れている事があり、タイヤがはまり込み動けなくなる事があります。徒歩なら落ちてしまい命の危険につながります。
天気予報やハザードマップで避難の可能性がある時は「高齢者等避難」が発令された時点で避難しましょう。
「避難指示」が発令後の夜間屋外移動はとても危険です。発令はスマートフォンから警報メールが届きます。
また、浸水し一番被害金額が大きな家財は車です。豪雨が予想される時は、早めに車を避難させ、それから落ち着いて避難行動をとりましょう。
(福祉防災コミュニティ協会認定講師 遠藤正則)