このところ日経平均株価の値動きが激しく、不安に感じている方も居られるのではないでしょうか。
積立投資の場合は、株価が下がれば購入株数が増えるので基本的には心配いりません。10年以上先まで保有すると考えると、株数が増えることは良いことです。
個別株などの投資の場合は、その株を最初に購入した理由に立ち返ってみると良いでしょう。企業や商品を応援したいと思った、特許を取った、業績が良かったなど、何かしらの理由があったかと思います。その最初の理由が失われてしまった場合、損切りのため手放す事を検討します。購入する際に、損切りのルールを自分で決めておくことも大切です。良く聞く基準の一つは、10%以上株価が下がったら売るというものです。基準があれば、売るタイミングを失って損失が膨らみすぎることも防げます。
心穏やかに資産形成するためには、投資は余剰資金で行なう、自分で調べたり考えることを怠らない、長期的な目で見ることが大切です。
ファイナンシャルプランナー/心理カウンセラー 庄司 あきこ
E-mail:info@therapist4everyone.com