たとえ夫婦であっても、親子であっても、それぞれに別の魂を宿している個の存在です。
大切な人だからこそ幸せになってもらいたいと願い、相手に踏み込み過ぎた関わりを持ってしまいがちですが、相手を「どうにかしなくちゃ!」と思っている時ほど、自分のことを振り返ってみてください。相手をどうにかする前に、自分を調えることの方が先決です。
特に、関係性の中で何かしらの問題が生まれている時は、自分への問いかけが訪れている時でもあると思うのです。
自身が調和のとれた状態になると、発する波動が変わるため、周囲に対して良き影響を与えていくことができます。雰囲気が良くなったというのは、見えない波動が変わっているからなのですね。
問題が起こっている時ほど、まずは、自分に向き直してみましょう。
自分の正しさを振り翳さず、やり方にこだわらず、柔和な心でいられるように。
まずは、自分が喜びを感じられる時間をたくさん持ってくださいね。
香術師範・カウンセラー 志村 友理