今年で13回目となった酒米「さわのはな」の田植えが5月18日(土)に行われ、山形県内外から約50名が参加しました。昨年まで共同開催してこられたNPO法人レインボープランの解散を受け、今回は鈴木酒造店ときびたき長井甦るの会での新たな酒米づくりのスタートとなりました。
鈴木大介社長は「今までの活動の中で、多くの方々のお陰でここまでこれたことに感謝しています。今後は、私達が「さわのはな」の栽培を引き継いでいく。」と気持ちを新たに挨拶され、一同気合を入れ初夏の暑さの中、田植えを開始。場所によって水の張り具合が違うため、苗を植える深さに注意しながら皆さん丁寧に植えていました。
当日は、ながい黒獅子まつりが開催され、遠くからお囃子が聞こえていました。この祭りの起源は千年前に遡るといわれ、長井市内約40の神社に黒獅子舞が伝わり、様々な獅子頭が各地域を周って安産や火伏せ、厄除け、子供の成長等を祈願する伝統神事です。心地よい音色の中、泥に足を取られながらも今年は尻餅をつく方もなく無事に終了。
今回はレインボープランに代わって、鈴木酒造の方々が田植え前に畔道作りや、水路の掃除をおこなったところ、思った以上に重労働で大変だったそうです。それでも、田には沢山の生き物が見られ、8月には稲の綺麗な花を見るのが楽しみと話されていました。「さわのはな」作りは全てが手作業です。稲刈りまで様々な作業の応援人材を募集していますので、ご協力してくださる方はご連絡下さい。
お問合せ
鈴木酒造店長井蔵
TEL 0238-88-2224