フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください

お薬シールを携帯しましょう

年齢を重ねると常備薬のお世話になるものです。突然の入院や緊急搬送、いつもと違う病院・薬局を利用するときなど、常用しているお薬を尋ねられますが、いざという時、正確に答える事は困難なものです。持病のある方は、現在の病状を説明できなくても、医療従事者なら常用薬から推測することが可能です。お薬手帳を持ち歩くのが一番ですが、そういつも持ち歩くものではないでしょう。

また、災害時の避難所においても、お薬手帳がないと入手しにくいと言われています。スマホアプリの「電子お薬手帳」の利用もよいですが、緊急時に誰でも確認出来る事が大切です。

薬局でお薬手帳に貼る「お薬のシール」を「一枚多くください」とお願いするといただけます。財布に入れるなり、スマホケースに貼るなりし持ち歩くと。万が一の時も安心です。私はスマホケースに「お薬シール」を貼っており、緊急時に役に立った経験があります。ご参考にしてみてください。

(福祉防災コミュニティ協会認定講師 遠藤正則)