フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
東北絆まつり2024仙台 2024

6月8日(土)、9日(日)に東北絆まつりが仙台市で開催され、2日間で57万人が来場しました。2011年に始まった東北六魂祭を引継ぎ、2017年に東北絆まつりとして東北6県6市を巡り今回で2巡目、仙台市での開催は3回目となります。8日は様々なイベントが行われ、東北の魅力を伝える多くの店が出店。9日は最大の見どころ「東北絆パレード」が開催されました。

はじめに、パレードを先導する仙台育英学園高校書道部女子生徒による書道パフォーマンスが披露され、その後出発式では6市長が挨拶、笛の合図とともに総勢1000人の踊り手がスタートしました。定禅寺通りから東二番丁通りを練り歩く、往復 ㎞のコースです。沿道には身動きもできないほど多くの観客が詰めかけ、カメラを手に今か今かと待ち構えている方も大勢見られました。

秋田竿燈まつりに続き、仙台七夕まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつり、盛岡さんさ踊り、青森ねぶた祭が練り歩き、熱気あふれるお囃子太鼓や威勢のいい掛け声が沿道を沸かせ、観客を魅了しました。山形からは、鮮やかな衣装の踊り手たちが艶やかな女踊りや笠回しなどを生き生きと披露し、大いに盛り上がりました。

パレードの最後には六祭りの踊り手が一体となり、老いも若きも、そして海外の方も参加し、拍子木の音と共に静かに祭りの幕が下ろされました。来年は、東北を飛び出し大阪万博で開催される予定です。