フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください

この地球に誕生した時、私たちが一番最初にしたことは『呼吸』をすること

この呼吸こそ、この地球と繋がるための一番重要な役割を果たしているのです。

目まぐるしく変わる気候の変化に、身体が疲弊しやすい季節は、自律神経が乱れやすいため、体調を崩す方が続出します。

そのような方に、腹式呼吸の正しいやり方を教えると、ほとんどの人が、最初クラクラすると仰るのですが、それは、普段から上手に呼吸が出来ていないせい。

人の肺胞内には、体内で代謝した際に発生する炭酸ガスが空気中の百倍以上入っているので、新しい酸素を充分に体内に取り入れるためには、まず息を大きく吐いて肺胞内の汚れたガスを出し、その後に、新鮮な空気を取り入れることが大切なのです。

身体の中に溜まった悪いものを吐き出して、良い空気を取り入れるイメージで息を吸ってみてください。

地球の恵みをいただく『呼吸』

正しく身につけて、健康な日々を過ごしていきましょう。

香術師範・カウンセラー 志村 友理