円安が進んでいますね。大きな要因の一つは、米国と日本の金利の差です。例えば、銀行にお金を預けるとき、金利が5%のA銀行と、0.2%のB銀行がある場合、A銀行に預けたいですよね。同じように、米国の金利が高く、日本の金利はすぐには上がらなそうな見通しのため円安が進みました。金利差が縮まれば円安も落ち着きますし、あまりにも円安が進めば政府が介入する可能性もあるので、心配しすぎる必要はありません。
「資産が円だけなのはリスク」、「外貨建て保険が良い」、「外貨預金が良い」などという話を耳にする方もいらっしゃると思います。わたし達が外貨建ての金融商品を選ぶこともドル高=円安につながるとも言えます。すでにドル建ての保険を契約している方は、保険料が契約時よりも高額になっていることがほとんどです。保険料が家計を圧迫するほどなら、見直しても良いと言えます。とはいえ、この先の円の動きは予測しきれないものです。円安でも、円高でも安心なように、円だけでなく外貨資産もあると安心です。
ファイナンシャルプランナー/心理カウンセラー
庄司 あきこ
E-mail:info@therapist4everyone.com