NPO法人青空保育たけの子主催の食農教室が、4月20日(土)福島市北信学習センターで開催されました。アトピーのお子さんがいるお母さんや、有機栽培に興味がある方など約20名が参加。今回は(株)EM研究機構の奥本秀一氏を講師に招き、土作りと微生物の役割、そしてEMの活用法を学びました。
EMとは人や環境に安全な乳酸菌や酵母等の善玉菌の集まりのことで、野菜の成長を良くする肥料や活性液作りに利用され、活性液は消臭や掃除にも利用できます。教室ではEMを活用した栄養たっぷりの土を作り、4~11月まで福島EMクラブの佐藤和幸さんの畑で40種類の有機野菜を育てます。
佐藤さんはゴミ減量のワークショップや収穫体験など通じて「食と農で健康生活・福島の復興を目指す活動」に取り組んでおられます。震災直後は畑の土を全て除染。山形県のEMクラブより沢山のEM肥料が届けられ、一から畑を再生させました。
講座終了後には畑へ移動し、受講者が作った肥料をお子さんが上手に畝を掘り土に混ぜてくれました。佐藤さんは「安心安全で、何より美味しい野菜を子供達に食べてほしい。上手くいくか分からないが、チャレンジしてみる。」と有機農業への意欲を語ってくださいました。
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