フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
旬なお野菜&くだもの通信

雪うるい

今回は「雪うるい」をご紹介します。

葉の部分が黄緑色、茎は白が鮮やかな「うるい」は、大葉擬宝珠(オオバギボウシ)という植物の若葉をいいます。日本では古くから山菜として食されています。

うるいは、クセがなく、軽いぬめりがあり、食べやすく、雪の多い地域での冬春の作物として早春を伝えてくれる山菜の1つです。お浸しや煮びたし、和え物、味噌汁、天ぷらなどに美味しいです。

最上地域では、うるいと同じ促成栽培でも、光を遮断することで、白さと柔らかさを強調した「雪うるい」を生産しております。雪うるいは、軟白栽培なのでやわらかでクセがなく、シャクシャクとしたやわらかな歯ざわりで、生で食べるのがおすすめです。ぜひご賞味ください。

野菜ソムリエ上級プロ・食育指導士  山口 美香

(株)グリーンショップはらだHP