3月3日(日)に山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室にて震災映画の上映会と、二人の監督によるゲストトークが開催されました。
上映会では、東日本大震災直後の石巻市大川地区を舞台にした劇映画「春をかさねて」(2019年/佐藤そのみ監督)、および、震災時の大川小学校にまつわるドキュメンタリー「あなたの瞳に話せたら」(2019年/佐藤そのみ監督)、そして、震災後に陸前高田災害FMでパーソナリティを務めた女性を親密な距離で綴った「空に聞く」(2018年/小森はるか監督)の3本が上映されました。
佐藤監督は石巻市出身で、震災により石巻市大川小学校に通っていた妹さんを亡くされ、日本大学芸術学部映画学科在学中に、自身の体験を元に制作されました。上映することにためらいがあったそうですが、小森監督と知り合い、映画を見てもらったことが後押しとなり、昨年は全国 か所の上映につながりました。
小森監督は静岡県出身で2011年以降、東北各地で作品制作を続け、昨年は山形国際ドキュメンタリー映画祭で、復興公営住宅を舞台にした映画「ラジオ下神白」が上映されました。現在は新潟県在住で、次回作への抱負なども語っていただきました。
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