1月13日(土)、1月14日(日)の2日間、山形国際交流プラザにて「コロナ禍、震災…苦難を乗り切る映画の知恵」をテーマに、「映画で男女共同を考える会」の主催でドキュメンタリー映画の上映会とゲストトークが開催されました。この会では、山形市在住の岡崎孝監督が、主に東日本大震災とコロナ禍の二大国難に焦点を当てて制作された4作品が上映されました。
2日目に上映された「東北の力 文化の力」は、コロナ禍と向き合う東北6県の伝統行事、民俗文化などの現地取材や、震災時の仮設住宅での暮らしぶりを今に伝える取り組みなどが収録されています。
上映後のトークショーでは、避難者支援センターおいでの上野寛さん、岩手県陸前高田市で震災当時の仮設住宅を活用した宿泊・見学施設運営に携わる(一社)トナリノ防災伝承チームの久保玲奈さんが登壇し、避難や移住の体験談とともに、元日に起こった能登半島地震への想いも語られました。
岡崎監督からは「東日本大震災以降も多くの地震や災害があった。震災を忘れないように今後も啓発活動を続けていきたい」と語ってくれました。
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映画で男女共同参画を考える会
TEL:090-6255-0921