年明け早々、悲しい出来事が続いてしまいました。 このような時、辛い思いをしている方々に思いを馳せて、何もできない自分を責めてしまう方に多く出会います。けれど、暗い世界に共に落ちてしまっては、誰も救われないのです。 今、できることはなくても、この先にできることが見つかるかもしれません。たとえ、具体的に動くことが出来なくても、私たちには、心があります。
辛い出来事に出遭ってしまった方々が、この先、平安に暮らしていけるよう祈ることができるはずです。
そうして、今、元気に暮らせる人たちは、今、与えられている時間に感謝して笑って生きてくだ さい。自分の目の前に起こる出来事に心を尽くし、日々を営むことは、命ある存在として誠実な行いです。
世界全体が平和になるのは、まだまだ先の未来かもしれませんが、どんな出来事が起こっても、まずは自分自身の心を平和へと導き、生あることを喜びと感じられる心を育んでいきましょう。
香術師範・カウンセラー 志村 友理