米沢市の舘山寺にて、12月26日（火）～27日（水）に子ども育成支援置賜学舎主催の寺子屋が開催され、小学生13名が参加しました。冬休みの開催も4年ぶりとなり、夏休みに引き続き参加したお子さんも多く、学生スタッフとの再会に喜んでいました。

午前中の学習時間では、夏の賑やかさと違い驚くほどの集中力で、静かに宿題に取り組む姿が見られました。午後からは書道教室が行われ、先生方の指導のもと、高学年は書き初めの練習や課題をし、低学年のお子さん達は一からの手習いです。最初は気が進まずなかなか筆を執ろうとしなかったお子さんもジャンケンがきっかけで書き始め、そのうち夢中になり何枚も書き続けていました。「大人が無理強いせず時間をかけて待っていると、いつの間にかお子さん同士で自然と一緒に楽しんでいたりして、こちらも学ぶことが多いです。」と代表の石井先生は嬉しそうにに仰っていました。

メインイベントの凧への文字入れでは、お手本を見ながら一画一画真剣に自分の名前、好きな言葉や干支を書いていました。中には難しい梵字にチャレンジしたお子さんもおり、個性あふれる凧が完成。書き終えると互いに見せ合い、褒めたり笑ったりと早くもお正月の福が舞い込んできそうな元気な声が響きました。

コロナ禍で学生時代に参加できず、今回の開催に駆け付けたOGの方や、震災時小学生だった自分と重ねながら子ども達と接する学生さんなど、様々な思いでスタッフの皆さんも「寺子屋」を楽しみにしています。ほっこりとした雰囲気の中で、子ども大人も一緒に学べる場として今後も開催していく予定です。

お問合せ

こども育成支援置賜学舎

080-1113-6707（代表携帯）