11月14日(火)に天童市総合福祉センター調理室にて、秋の味覚を楽しむ交流会が開催されました。「ここふく@やまがた」相談支援室が主催、天童市社会福祉協議会が協力し、郷土料理づくりにチャレンジしました。
当日はエプロンを着用した10名程が調理室に集合。2人一組になり調理台を囲み、メニューの紹介を受け、調理を開始しました。この日のメニューは「芋煮」「ほっきの天ぷら」「サツマイモご飯」など、山形と福島の郷土料理をラインナップ。
ご飯類はあらかじめスタッフに仕込んで頂き、芋煮の調理をメインに行いました。芋煮は、醤油味・みそ味、牛肉・豚肉など、地域や家庭によって味付けや具材が違いますが、今回は牛肉、里芋、ネギ、ゴボウ、しめじ、こんにゃくといったシンプルな具材を醤油で味付けする山形内陸風の伝統的な作り方でチャレンジしました。
今回は一人一人が小鍋で作ったので、お互いの芋煮を味見して回り、自分の鍋に戻って、醤油と砂糖で味調整をしながら段々と山形内陸風の味に近づけているようでした。
完成した後は別室に配膳し、お楽しみの試食会を行いました。テーブルには上記の品々の他に、菊のおひたしやラ・フランスなども並び、秋の味覚を堪能しました。
交流会では、具材たっぷりな芋煮を見て「昔のカレーには具が無かった、肉も入ってなかった」など戦後の食料難の話や、最近の値上げによる食品価格の高騰と、安売り情報についてなど食についての話題に花が咲きました。
お問合せ
生活再建支援拠点「ここふく@やまがた」相談支援室
(NPO法人山形の公益活動を応援する会・アミル内)
TEL:023-674-0606