7月20日(木)に山形市避難者交流支援センターの主催で「御殿堰の歴史さんぽ」が開催されました。最初にセンター職員さんより、御殿堰の歴史について説明をして頂きました。
説明によると、山形城を築城した最上義光の後に城主になった鳥居忠政が、400年前に馬見ヶ崎川の流れを変える大工事を行い、御殿堰を含む五堰を作り、町なかに水路を張り巡らし、城のお堀や生活用水、農業用水などに活用したのが始まりとされ、平成22年に「水の町七日町御殿堰」として整備されました。
一行は御殿堰がある七日町へ徒歩で移動。七日町御殿堰開発(株)代表で呉服の結城屋のご主人に、再開発に至るエピソードや苦労話などをお聞きました。お話しの中で「時代に合わせてモダンな形にするのではなく、昔ながらの姿を残すことにこだわった」との言葉が印象的でした。整備された御殿堰エリアは、水路のせせらぎを中心にして両側に改修された昔ながらの建物やお蔵が並び、ゆったりとした雰囲気で散策することができます。
参加者からは「ランチでよく訪れるが、落ち着いた雰囲気で、時間を忘れておしゃべりしている」「景観美が素晴らしい。山形の良さを再発見できた」などの声が聞かれました。
お問合せ
山形市避難者交流支援センター TEL:080-2807-7591