フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください

酷暑の夏、様々な体調不良の方に出会います。

エアコンや冷たいものの摂り過ぎで胃腸が冷えると、水分が滞留し代謝が悪くなり、浮腫や疲れがでやすくなります。また、暑すぎて、体内に熱がこもって発散できなくなっている時は、深部体温が下がらずに、眠りも浅くなってしまいます。

こんな時の手っ取り早い対処法は、体内の冷気や熱を吐きだすこと。体内が冷えている時は口をすぼめて「ふう〜」と息を吐くと冷気が、暑さがこもっている時は口を大きく開けて「はあ〜」と、お腹から息を吐き出すと籠った熱が出ていきます。水分とミネラル補給、そして、生きる上で一番大事な『呼吸』を上手に使って暑さを乗りきって。

天然物100%の白檀は、血流促進を図り、余分な熱を発散する作用があり、冷えの改善やむくみの解消に繋がります。熱性の体の不調にも良いとされています。

体調が悪いと心も不安定になりやすいので、暮らしの中のひと工夫で調えていきましょう。

香術師範・カウンセラー 志村 友理