(山形市、米沢市、鶴岡市、酒田市、寒河江市、長井市、天童市、南陽市、高畠町の社協で活動しています。)
山形での暮らしを 全力でサポート
~生活支援相談員の活動~
山形県社会福祉協議会
簗 瀬 恭 子
生活支援相談員とは…
避難者の孤立を防ぐことを目的として、平成24年1月から始まった取り組みです。
現在、特に避難者世帯が多い9市町(山形市、米沢市、鶴岡市、酒田市、寒河江市、長井市、天童市、南陽市、高畠町)の社会福祉協議会で、21名の生活支援相談員(以下、相談員)が活動しています。訪問活動では、個人情報の共有に同意いただいた、県内約1700世帯を訪問しています。
困りごとの相談をはじめ、行政情報や交流イベントなどの情報提供を行うことで、避難者間や地域とのつながりづくりをサポートしています。
山形県社会福祉協議会では、相談員同士の情報交換や課題の共有を図るため、連絡会議を年4回実施しています。4月17日、第1回目の連絡会議では、普段の活動において心がけていることやこれからの支援内容、課題について話し合いました。
相談員の訪問活動は、支援を受けられないということがないように、平日仕事などで会えない世帯に対しては土日に訪問をしたり、避難者サロンに積極的に顔を出してコミュニケーションを図ったりするなどの工夫をしています。
一方で、何回訪問しても不在の世帯があるのも現状です。避難元に戻っているのか、山形にいるのか、連絡がつかず実態把握が難しい状況もあります。
避難生活が長期化する中、単独では解決が難しい問題を抱えるご家庭も見受けられます。専門機関との連携も、これから強化していかなければならない点です。また、今まで取り組みの少なかった高齢者向けサロンや、父親も含めた家族で参加できるイベントを開催するなど、より幅を広げて地域のつながりづくりを進めていく予定です。
相談員は避難されている皆様の山形での暮らしを全力でサポートします。どうぞお気軽にご相談ください。
社会福祉法人
山形県社会福祉協議会
〒990-0021
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(山形県総合社会福祉センター内)
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