フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
酒米「さわのはな」の田植え

5月20日(土)に長井市にて「きびたき長井甦るの会」主催で、酒米「さわのはな」の田植えが行われました。この日は県内外から70名程のボランティアが参加しました。

酒米「さわのはな」は、震災で浪江町から避難し、長井市にて酒蔵を復活させた「鈴木酒造店」が醸造する、長井の地酒「甦る」の原料となるもので、栽培は今年で10年目になります。

会の共同代表でもある、鈴木酒造の鈴木大介社長のあいさつに続き、田んぼを管理している「レインボープラン市民農場」の竹田理事長から田植え作業について説明をして頂きました。
説明後、それぞれ場所を決めて作業開始。参加者は横一列に並び、事前に代掻きしてある線に沿って一束一束丹精込めて植えていきました。参加者からは「中腰の姿勢は腰にこたえる。農家の方のご苦労が身に沁みる」といった声や「田植えを一回やってみたかった。良い思い出になった」などの感想が聞かれました。その後、およそ2時間程度で2枚分の田んぼが完了。

最後に会の共同代表の村田さんから「震災からの復興を願って地酒には『甦る』と名付けた。この苗がおいしい酒米に育ち、秋の収穫の時期にはぜひ稲刈りにも来て欲しい」とあいさつがありました。

お問合せ

きびたき長井甦るの会

TEL:090-3645-6745(村田)