「津波被災地域と周辺の地域の有志達が力を合わせ、地元の復興に向けて自分達に出来ることをしよう」と設立した、特定非営利活動法人ガーネットみやぎ。ガーネットの石言葉は「実りの象徴」。復興活動への想いが重なります。
活動内容は、「自立に必要な物資の集積・管理・配布」、「地域の特性を活かした産業創出の機会づくり」、「支援団体のコーディネート」、「イベント等での情報発信と物品販売」、「高齢者の見守り」など、多岐にわたります。
風化が進むことで支援が少なくなったり、被災者が自立しようとする気持ちを維持することに難しさを感じたり。また、復興に対する「想いの差」が作る地域の課題の複雑化など、解決すべき課題は山積みです。
ガーネットみやぎは、被災者を「受け手側」から「創造する側」へと変えていき、被災者自身が立ち上がっておこなう「地域に根付いた被災者自身による復興」を目指し、細やかなサポートをするために活動しています。若い世代が中心のガーネットみやぎ。今後の活躍に応援のエールを送ります。(石山)
■特定非営利活動法人ガーネットみやぎ
理事長 澁 谷 直 美