フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
ももなんですか?「ももなん」です。
 昨年12月、南陽市在住の避難者グループが「避難者同士の繋がりの場を作りたい」という主旨で企画し、地元の支援団体や行政の協力を得ながらカレー会が開催されました。
 そこから始まった「南陽避難者の集い」は、現在、週1回ペースの開催になり、避難してきた母親達が素直に思いを語り合える有意義な時間となっています。
 4月に入り、いよいよこの集まりの名称を決めることになりました。集まった人々のあつ~い協議の末に決まった名称は、「ももなん」です。
 「ももなん」の意味は、やはり福島の名産である「もも(桃)」と、南陽の「なん」を掛け合わせたもの。分かりやすさを大切にしたそうです。
 この集まりの発起人である、菅原清子さんは、「まずはサークル名が決まって良かったです。でもまだ名前が決まっただけで、細かいことはこれから出会う方達も含めて、一つひとつみんなで作っていければいいと思っています。」と、今後の展望を語られました。
 「ももなん」に集う避難者の面々は、未就学児から中学生までの子どもを持つ、幅広い層のお母さん達。顔と顔で繋がる安心感を大切にしながら、お互いの価値観やそれぞれの生活状況を尊重し、不安・ストレスを軽減、解消することを目的に歩んでいます。
 毎週水曜日の10時~12時、南陽市健康長寿センター(南陽市赤湯215‐2)の2階にある和室にて開催されており、南陽市に限らず、近隣市町村にいる避難者の方の参加も大歓迎とのことです。
(佐藤)
☆「ももなん」についてのお問合せ窓口(担当:菅原)
 TEL   090-8780-9114