（一社）東北圏地域づくりコンソーシアムの主催で、福島県から避難されている方の支援団体を対象とした合同視察会が3月4日（土）に開催され、南相馬市と相馬市を訪れました。

午前中は南相馬市小高区にある「小高交流センター」を視察。センターは4年前にオープンし、交流スペースやマルシェ、子供の屋内遊び場など、幅広い年代に対応した複合施設として親しまれています。

その後、小高区内にある花農家「hinataba ヒナタバ」を訪れました。

元銀行員のご夫婦が福島県昭和村から移住し、大根畑だった

農地を借り受け、15棟あるハウスでカスミソウを中心とした様々な花を栽培しています。栽培した花は東京や仙台に出荷するほか、フラワーリースなどにアレンジし販売もしており、地元の方も買いに来てくれるそうです。

午後からは原町区にある「南相馬市メモリアルパーク」を訪れました。ここは昨年4月にオープンし、高台には記念碑とモニュメントが整備され、一面の海を見下ろすことができます。サーフィンをする若者も見かけました。

一行はその後、両側を海に囲まれた浜街道を抜けて「相馬市伝承鎮魂祈念館」を見学し帰路につきました。

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