長井市にある中央会館で３月12日（日）、きびたき長井甦るの会が主催する純米吟醸「甦る」の試飲会が開催され、今年で11回目を迎えました。

第1部では、村田共同代表の挨拶で、8月の豪雨災害で最上川が氾濫して大切に育ててきた酒米「さわのはな」が水没してしまい大きな被害を受けてしまいました。収穫できるのかとても心配していましたが、レインボープランの皆さんのおかげで無事に稲刈りが行われ、収量は少し減ってしまいましたが、今年も純米吟醸「甦る」が完成したと説明がありました。

また、レインボープランの竹田代表からは、これまでの経緯や事業が今年度で終了するため次年度からはより多くの方の協力が必要になるというお話がありました。

お世話になった地元長井市に少しでも貢献したいというきびたき長井甦るの会の趣旨にそって、毎年「甦る」１本の売り上げから100円を長井市で森の休日保養支援を行っている「葉っぱ塾」の八木代表へ寄付金の贈呈が行われました。今回で合計100万円を超えると八木代表からお話がありました。その後、阪神淡路大震災からボランティア活動をしているというシンガーソングライターの山口洋さん、「甦るの歌」を作ってくださった郡山市出身の伊藤和哉さん、そして福島市出身の女性アーティストを交え、第２部が始まりました。長井市のアルカディア観光局の協力もあり、1年を通して全国から田植えから稲刈りまで協力してくださった方63名が集い、搾りたて「甦る」の試飲を楽しみました。

今年の田植えは５月20日頃を予定しておりますので、是非参加をお願いいたします。

お問合せ

きびたき長井甦るの会 村田 TEL：090-3645-6745