NPO法人アスイク
宮城県では、震災直後、被災されたたくさんの方々が学校に避難し、学校再開の目途が立たず、子どもたちの学習意欲低下や将来への希望喪失が心配されていました。
NPOアスイクでは、震災に遭遇した子どもたちが将来にわたってハンデを負わないことを目指し、仙台市、多賀城市、石巻市などの避難所に生活していた小~高校生に対して、教員志望の大学生を学習サポーターとして派遣し、震災直後から学習サポートを実施しました。多くの避難所が閉鎖した7月からは、仙台市・多賀城市の仮設住宅団地に活動の軸を移しサポート活動を開始。学習支援のみでなく、孤独感を持つ子どもたちに寄り添い見守るためサポーターと子どもたちとの人間関係づくりを大切にした学習サポートを行っています。
また、借り上げ住宅に居住する子どもたちへの学習サポート、地域での子どもたちの孤立を防ぐ「中学生まちなかインターン」などの活動も開始し、震災によってハンデを負う子どもを一人でも減らすため、そして笑顔にするために、子どもたちに寄り添い今も活動を続けています。