上山市にある「くだものうつわ」では、役目を終えた果樹の原木を再加工し、一つひとつ手作りで食器などの製作を行っています。「果樹王国やまがた」ならではのモノ作りで、材料にはさくらんぼ、ラ・フランス、柿、りんごなど10種類ほどの木材が利用されています。果物の木はそれぞれ色や木目が様々で、温かみがあるのが特徴です。
製品は菓子器、お皿、お箸やスプーンなど多彩な品々で、特に、数種類の木を組み合わせて作る「木の葉皿」が人気商品です。工程は、原木を角材に切り揃え3~4ヶ月程度乾燥させ、その後、角材を組み合わせた円形の土台を削り出して木の葉の形にし、表面の仕上げをするという、とても手間のかかった製品です。裏面には木の種類が書いてあるので、色や木目の違いを楽しむことができます。普段使いに加え、お祝いの贈答品としても喜ばれているそうです。
お店では販売もしており、時期によっては、その時々の樹木を使った1点ものの器も展示されています。また、敷地内の工房見学や、お箸の名入れなどの製作体験も行っているそうなので、詳しくはお問合せください。
お問合せ
くだものうつわ
上山市金瓶字水上6-2 TEL&FAX:023-672-5861
〔営業時間〕10:00~17:00
〔定休日〕水曜、木曜、お盆、年末年始(12/31~1/3)