11月19日(土)鶴岡市にある第六学区コミュニティー防災センターに於いて、第10回目となる「深秋 落語を楽しむ会」が開催されました。
この会は、「東日本大震災・原発被災者復興支援」と銘打ち、2011年から鶴岡市に避難している方々を招待し、大変なこの時こそ地元の皆さんと一緒に盛り上がり、笑顔になれる場を作りたいという強い思いで、毎年約200名が参加し続けられてきました。天気の悪い中今年も多くの方が参加しました。しかし、この2年はコロナ禍により中止を余儀なくされ、3年ぶりの開催となりました。
オープニングは地元の人気グループ「虹色シスターズ」のにぎやかな歌で始まりました。そして実行委員長菅原芳信氏の挨拶で、ようやく10回目を迎えることができたこと、また、 年間続けてきた避難者支援も、節目となる10回目を区切りに最後の会となる旨のお話がありました。
鶴岡市社会福祉協議会へ支援金贈呈の後、六代目柳亭左龍師匠による独演会が始まりました。左龍師匠も避難者支援に賛同し、お忙しい中千葉県から毎年一人で車を走らせて講演を続けてきたそうです。独演会では、参加者の皆さんの大きな笑い
声が会場内に響き渡り、笑顔の絶えない時間と
なりました。残念ながら懇親交流会は中止となってしまいましたが、 年間参加したという避難者の方は、「毎年落語会を心待ちにしており、楽しい時間を過ごさせてもらいました」と話していました。
お問合せ
鶴岡市第六学区コミュニティネットワーク内
第六学区「落語を楽しむ会」実行委員会
TEL:0235-22-5346