フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
山形市施設見学会

7月12日(火)に山形市避難者交流支援センター主催により施設見学会が開催され、10名程が参加しました。今回のテーマは「ものづくり」に関する施設を訪問しました。

最初に訪れた「山形市産業歴史資料館」は西部工業団地の一角にあり、山形鋳物など山形を代表する伝統工芸品が展示されています。職員さんの説明で、山形鋳物は鉄瓶や置物など日用品だけでなく、霞城公園の最上義光像や東京スカイツリーのエレベーターの滑車など工業製品としても使われていることをお聞きし、山形の伝統産業の奥深さを知りました。

次に「山形県工業技術センター」を訪れました。同センターは県内産業の技術支援を行うところで、扱う産業は醸造分野やロボット分野など多岐にわたります。参加者は3Dプリンターの実物や工場で使うロボットなど初めて見るものも多く「ためになった」「滅多に来られる場所ではないので、良い機会だった」といった感想が聞かれました。

最後に、あじさい寺として知られる「出塩文殊堂」に行き、旬のあじさいの鑑賞と散策を楽しみました。「大人の社会科見学」として毎回好評な施設見学会、次回も楽しみです。出塩文殊堂のあじさい

お問合せ

山形市避難者交流支援センター TEL:023-625-2185