フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
きびたき長井甦るの会 浪江バスツアー

7月22日(金)きびたき長井甦るの会主催により、鈴木酒造杜氏鈴木大介氏と行く「浪江バスツアー」が開催されました。あいにくの天気でしたが19名の参加がありました。朝4時起きして鶴岡市から来て参加したという方もいました。バスは長井駅前中央会館を出発して、米沢道の駅からも参加者を乗せ浪江町を目指しました。

バスの中では、鈴木酒造の生い立ちから東日本大震災を経て現在までの苦労話や、浪江町に近づくに連れ沿道に見える震災後の風景について、そして当事者として経験した事など私たちの想像のつかないことを話してくださいました。

最初に到着した「震災遺構 浪江町立請戸小学校」は、子供たち全員が無事に避難できたことで有名ですが、避難経路などを聞くと、とても大変だったことが伺えます。南陽市に避難している方は、故郷を目にしてとても懐かしがっていました。  次に「東日本大震災・原子力災害伝承館」を見学し、昼食は隣にある、レストランやフードコート、ショップなどが入る「双葉町産業交流センター」でなみえ焼そばを食べました。東日本大震災・原子力災害伝承館

最後に、今回の目的でもある「浪江道の駅」なみえの技なりわい館に到着。鈴木酒造2つ目のなみえ蔵「酒蔵ゆい」は、ショップ内から酒蔵が見えるように作られており、ガラス張りにされた向こう側に作業風景が見える近代的な酒蔵です。店内には鈴木酒造代表作の「寿」や「一生幸福」など所狭しと並んでいました。

早朝から往復300㎞のハードな一日でしたが、学ぶことが多くとても有意義な「浪江バスツアー」となりました。

お問合せ

きびたき長井甦るの会 TEL:090-3645-6745(村田)

なみえの技なりわい館