6月から住民税額が変わった方もいるのではないでしょうか。住民税は、都道府県民税と市町村税を合わせて住民税と言います。1年間の収入に基づいて算出し、翌年の6月から納付です。つまり、昨年の収入に応じた税額を支払うことになっています。給与所得者は多くの場合、特別徴収と言い毎月の給与から徴収されています。ちなみに、副業をしていることを会社に知られてしまうきっかけも、住民税であることが多いので要注意です。住民税は、本業分と副業分を合算して会社に通知される一方で、所得税は分けて申告するため会社には知られません。会社に副業を知られたくない場合には、確定申告書の住民税に関する事項欄で「自分で交付」に印をつけてください。自営業者の場合、自分で一括、または分割で納税します。公的年金受給者の場合は年金から天引きされます。
住民税の節税としては、ふるさと納税、住宅ローン控除、医療費控除、iDeCoなどがあります。住民税額にこれらが反映されているかも確認が必要です。
ファイナンシャルプランナー/心理カウンセラー
庄司 あきこ
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