6月28日(火)に「そうそう子ども公民館」の主催で、さくらんぼ狩り交流会が米沢市で開催されました。この会には、大熊町、富岡町から20名程の方々がバスで来られ、現地の米沢市からも2名が加わり交流を深めました。
前日の大雨から一転、さわやかに晴れ渡った青空のもと、さくらんぼ狩りは米沢市の「鈴木農園」で行われました。鈴木農園は協力団体である日本ソーシャルセラピストアカデミー(JAST)のメンバーが経営されている農園です。
昨年はひょう被害や天候不順で半分程しか収穫できなかったそうですが、今年は豊作で、参加者は赤く実ったさくらんぼを次々と頬張り、美味しい実を求めて脚立に登り収穫したり、初夏の味覚を存分に堪能しました。
一行はその後、バスで移動し上杉神社へ。米沢市内の支援者も合流し、博物館の見学や、境内を散策。参道とお堀端をたっぷり歩いた後、高畠町へ向かいました。昼食を挟み、午後からは童話の里「浜田広介記念館」を訪れ、童話の上映を視聴し帰路につきました。
主催団体代表の新山さんは、これまで浪江町にて「なみえ子ども公民館」として学童支援に携わり、地域ぐるみで子供たちを見守る活動を行ってきました。1年前より「そうそう子ども公民館」として大熊町、富岡町に範囲を広げ、小学校にチューリップを育てて贈る活動や、地域と子どもとの交流などを行っています。今回の交流会は、今後活動に協力して頂けるサポーター同士の交流を目的として開催されました。新山さんは「山形にも避難された方が多いと聞いています。機会があればまた交流したい」と語ってくれました。
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そうそう子ども公民館
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