自らを罰することと律することは違います。 自分にダメ出しをしたり、否定したりしているのは、自分自身を罰している状態です。 自分を律するということは、「自分をコントロールする」「自らの弱さに打ち克つ」ということで、たとえば、理不尽な相手を前に、怒りをぶちまけたくなったとしても、ぐっと堪えて穏やかに、相手が理解できるような言葉で伝えるよう努力することや、やるべきことをやってから休憩しようと思うことなどが当てはまります。 私は、自分を律するということは、自分自身を調えていくことと同義だと思っており、俯瞰的な視点で自らを見つめた時に、『美しい自分』で在れているかどうかを確認基準にしています。自分のことを嫌いになってしまうのは、とても悲しく苦しいことだから、私が私を諦めないように、自分自身が好きになれる私を育てていきましょう。人生はいつだって、今この瞬間から、新しく始まっていきますよ。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志村 友理